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8/29(水) 「ブラインドサッカー講習会」の様子

8月29日(水)、奈良市主催・株式会社Criacao(クリアソン)指導による「ブラインドサッカー講習会」が、ならでん第2アリーナで開催され、フロントスタッフ・アカデミースタッフ・三浦修選手・向慎一選手が参加しました。

障がい者サッカーの1種目であり、パラリンピック公式種目である「ブラインドサッカー」の選手・講師を招き、体験交流を通じてパラスポーツの魅力や理解を深める機会として開催されました。
 

アイマスクを着け視界がなくなった状況で、手拍子や声だけを頼りに歩く練習から始まった講習会。

2人1組になって、アイマスクの着用者に体操の動きを口頭で説明して、動きを真似る体験をしました。

次はグループワーク。全員がアイマスクを着用し見えない状況で、与えられたお題でグループを作ります。誕生月の前後半や同じ血液型で集まる際、声かけの方法など個々の性格が出て難しい中、見事にグループを作ることができました。

アイマスク着用者が正方形の中に入り、頂点に立つ4人が回す鈴の入ったブラインドサッカー用ボールにタッチする動きは、小学生の記録20回を目標に挑戦するものの最初は10回にも届かない中、徐々に作戦を立て回数を重ねるごとに回数を増やす大人たち。

最後は、見えない状況でミニコーンに当てるゲーム。普段のサッカーでは分からない難しさを実感しました。

視覚からの情報が約8割と言われています。普段 “見えている”人たちが “見えない装置”を利用することで享受できる【体感】【気づき】【再発見】を探す目的の講習は、大人にも子どもにも日常生活では気づけない学びがあり、相手の立場を考えコミュニケーションをとりあうこと、互いを思いやることができるようになりました。
ありがとうございました!