コラム

[やべさんぽ (ならでんフィールド編)] フジエダ珈琲直営店 オランダ屋奈良店

スタジアムの熱狂はもちろん、奈良クラブサポーターにもアウェイサポーターにももっと奈良を楽しんでもらいたい!スタジアムへの道中や日常でちょっと寄り道したくなる街のお店を紹介する新企画「やべさんぽ」。誰よりも奈良を知り、奈良を愛する〝ミスター・奈良クラブ″「やべっち」こと矢部次郎がレポートいたします!

 

フジエダ珈琲直営店 オランダ屋奈良店
カテゴリー:グルメ
スタジアム:鴻ノ池陸上競技場(ならでんフィールド)

 

鴻ノ池陸上競技場から徒歩数歩にある人気カフェ
奈良クラブのホームスタジアム“ならでんフィールド”の目の前に位置する、既にサポーターの皆様もご存知の「フジエダ珈琲直営店 オランダ屋奈良店」さんをご紹介。これまでのやべさんぽ史上スタジアムから最も近い、スタジアムから徒歩1分!


お店の入口からピッチが見えてますね。クリアボールが飛んできそうな距離です。

いつも駐車場が満車のイメージがあるほど人気のオランダ屋さん。奈良から京都からマダムやカップル、家族連れで賑わっております。選手たちももちろん日頃から通わせていただいているアットホームなお店です。今回はその人気を探るべく藤枝社長とスタッフの木村くんにお付き合いいただきました。

地域と歩む3代目 奈良クラブに学んだ「地域との歩み」
「これまで飲食業と卸売で奈良を中心に直営店5店舗とお取引店舗約1000社とお仕事をさせていただいております。奈良の地で創業し45年。私で3代目なのですが、最近になって思うことは地域と歩むことの大切さです。自分たちの会社のビジョンを見直した時に、「商品」と「お客様」に加え、この「土地」で活かされていることがとてもありがたく大切であることに気づいたのです。実はこれも奈良クラブと関わるようになってから学ばせてもらったこと。中川政七商店さんとの新商品開発では「奈良藤枝珈琲焙煎所」と、あえて「奈良」を入れたネーミングでブランディングしています。私たちは飲食、喫茶から「奈良」を発信していきたいので、サッカー・スポーツでそれを実現しようとする奈良クラブにはシンパシーを感じていますし、奈良クラブのホームスタジアムの隣、奈良マラソンのスタート地点に所在する私たちが担う役目もあると認識しています。」

藤枝さん、良いこと言う。藤枝さん、同志やないか。僕は既に食べる前からココロ満たされております・・・。


ホームゲームのある週にはご厚意で「HOME GAME WEEKのぼり」も掲揚していただいております。

 

季節感を大事にした人気のランチと深みのあるコーヒー
ランチメニューは5種類から選べます。僕は一番人気と噂の「大エビと白身魚のフライ」、藤枝社長は「ビーフストロガノフ」、木村くんは「ミートスパゲティとブロッコリーのグラタン」を。


サラダは旬のイチゴもトッピングされています。

「スローフード(その土地の食材)や季節感を大事にしたメニューを心がけています」と藤枝社長。

藤枝さん、先に言うてや。俺、エビ頼んでしまってるやん。奈良に海無いやん。今週末の対戦相手が「流経大ドラゴンズ龍ケ崎」やから、なんか「ドラゴン」っぽい「エビ」喰ったろと縁起を担いだとは最後まで言えず・・・。

がしかし!エビ大きい!しかも2尾も!美味しいし一番人気なのも納得!

さらにフジエダグループ名物の「ベーカリービュッフェ」はパン食べ放題!奈良県はパンの消費量全国トップクラスというデータがあるのですが、おそらくその原因はここにあると推測されます。

食後のデザートは季節感満載(満開)の桜もち&バニラアイス。このデコレーションは木村くんのアイデアだとか。

もちろんコーヒー屋さんであることを忘れてはいけません。

最後の一杯まで堪能できるランチタイム。人気となる要素が存分に溢れています。

 

人材「共育」 サッカーと飲食業
実は今日同席してくれたスタッフの木村くん、僕が奈良に戻ってきた13年前に立ち上げたスクールの教え子なのです。言わば僕が奈良で一番最初に教えた子。当時の僕の印象を聞いてみました。
「矢部コーチはめちゃくちゃ優しくて、トレーニングも楽しいし、サッカーをもっと好きにさせてくれました。僕をはじめ、当時の奈良の子どもたちはサッカー選手とボールを蹴れるなんて考えたことも無いほど非現実的でした。そんな奈良の現実を知って、楢﨑正剛さんをはじめ県内出身のJリーガーをゲストにしたクリニックを開催してプロ選手と僕たちの接点を作ってくれました。」
ほー。矢部コーチやるねー。

——サッカー続けていてどうやった?
「サッカーを通じて仲間ができて、人と接することが好きな自分に気づきました。この会社での面接でもサッカーを語り尽くしましたし、今ここでの仕事もサッカーに置き換えて考えることもよくあります。もちろん、奈良クラブの試合結果もチェックしていますよ!」ちなみに彼は奈良クラブソシオスでもプレーしていました。

経営者として若い社員の成長を期待する藤枝社長は語ります。
「私たちが育てていただいたように、次世代に向けて地域の人材を育成することは私たちの使命です。社内ではよく「共育」という言葉を使います。共に育つ。教わる側も教える側も育つという意味です。矢部さんが育てた木村、木村がサッカーで培った精神はお客様や地域が必要とするサービスにつながっており、私が学ぶこともあります。こうやってお互いが刺激し合い、奈良で人が育つ土壌を耕していきたいですね。」

今日も良い話が聞けて、教え子の成長が垣間見れて、美味しい料理とコーヒーを味わうことができて、なんて役得なやべさんぽ。やめられません。

試合前に、試合後に、もしかしてハーフタイムにも行けちゃうかもしれない「フジエダ珈琲直営店 オランダ屋奈良店」。鴻ノ池陸上競技場でのホームゲームの際にはぜひお立ち寄りください!

 

フジエダ珈琲直営店 オランダ屋奈良店
奈良県奈良市法蓮佐保山3-1-23
TEL:0742-31-3741
営業時間:7:00~23:00
[モーニング]  7:00~11:00
[ランチ]  11:00~14:00
[カフェ]  14:00~18:00
[ディナー]  18:00~21:00
[ナイトカフェ]  21:00~23:00
定休日:年中無休(研修日等を除く)
HP:http://www.fujieda-coffee.co.jp/cafe-nara.html
Facebook:https://www.facebook.com/fujiedacoffee.orandaya.nara/
Twitter:https://twitter.com/fujiedacoffee_n
Instagram:https://www.instagram.com/fujiedacoffee_n/