コラム

[PLAYER’S STORY] 山田 晃平 Kohei Yamada

J3昇格を目指し、奈良の地で戦う27人の選手たち。
「何故、サッカーなのか」「何故、奈良なのか」選手それぞれの“物語”に迫る。
(ホームゲーム週に更新予定)

#33 山田 晃平
“人生は夢を叶えるためにある”
常に上を目指し、夢を追いかける山田が
奈良クラブで叶えたい夢とは。

小学校からセレッソ大阪の下部組織に身を置く

ㅤきっかけは、兄がサッカーをしていて、僕もそこでボールを蹴ったのが始まりです。確か小学校の低学年頃でした。セレッソ大阪のスクールに入って、小学校4年生からセレッソのジュニアへ。小学校の頃ラグビーもやっていたんですけど、サッカーに目覚めました(笑)。

憧れの高校選手権で優勝
ㅤ高校サッカーに憧れを抱いていたんですよね。セレッソのユースには上がらず、全国大会に出たいと思って野洲高校に入学しました。高校2年生の時に選手権で優勝、高校3年生はベスト16。憧れの選手権で優勝できて嬉しかったです。高校2年はベンチで出れませんでしたが、3年生の時は試合に出ることができて。高校選手権のために野洲高校を選んだので、充実してましたね。

セクシーフットボーラー
ㅤ僕は個人技系なので、持ち味を伸ばすような特化した練習に力を入れました。その時のチームの戦術に合わせながら、自分の色出していこうと思っています。セクシーフットボーラーは、野洲高校のモットーで、今のタグラインになっています。

一度も迷うことなく進んできた

ㅤ辛いとは全く思いませんでした。毎日サッカー選手になることを夢見て、それだけに向かっていました。当然強豪校なので、仲間での争いもありました。でも負ける気はしませんでしたね。僕は言霊ってあると思っているんです。思っていることは口に出した方が叶うんじゃないかなって。思っているだけじゃなくて、言葉に出したら現実味が増すのでね。それもあって全くぶれなかったです。

人生は夢を叶えるために
ㅤ僕のサッカーにおける夢は、奈良クラブでJリーグに行くこと。今年J3に昇格。人生は夢を叶えるためにあると思っています。人生、やりきることってないと思うんですよね。孫正義が「心の底から夢を叶えたいと思っているか」が夢を叶える分かれ道と言っていました。僕も夢は叶うと信じ、常に上を目指して、それに向かって進むのみです。

資本は身体
ㅤ夢を叶えるためには、身体が資本だと思っていて。練習を一日も休まないように、体調管理も気をつけているので、トレーナーのサポートが受けられるのはありがたいです。あとはお風呂は毎日20分入ったり、タンパク質をしっかり摂ったりするように意識しています。

10月13日掲載分
再び同じチームで

ㅤ僕のターニングポーイントは、AC長野パルセイロ時代、J3からJ2の入れ替え戦で負けたことだったと今は思います。本当に悔しくて。でもその時一緒にやっていたしんさん(向慎一)、さい(金久保彩)、てつ(菅野哲也)、ゆうた(都並優太)とまた一緒に同じチームでできるのは、良い刺激になりますね。

残り8試合にかける意気込み
ㅤ今年の奈良クラブは、選手一人一人の意識が変わったように思います。仕事をしている人もいますが、目指すものは全員同じ。残り8試合、全勝するために、1試合1試合全力で戦い、勝利を目指しますので応援よろしくお願いします。