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報道記者会見(2018年6月15日)の要旨について

概要

本日、「天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会2回戦 名古屋グランパス戦における競技規則適用ミスと、それに伴うPK方式のやり直しについての奈良クラブの見解とその説明」に関する報道記者会見を実施いたしました。

【日 時】2018年6月15日(金)14:00〜15:00
【登壇者】奈良クラブ 理事長  矢部次郎

会見要旨

矢部次郎 理事長(以下、矢部理事長)
皆さん、こんにちは。
奈良クラブの理事長の矢部と申します。

この会見の意図としましては、2つの理由があります。

1つ目は、今回の件は前代未聞のケースであり、クラブが選手と深く考えた事を皆様へしっかりお伝えしたいと思ったからです。

2つ目は、今回大きな問題となった競技規則について様々な誤解が生まれるのではないかとの思いがあり、私たちからも周知を進めていきたいと考えたからです。

決して日本サッカー協会を非難するようなものでない事をご理解いただければと思います。
今日までクラブのHP・SNSを更新しませんでした。その理由は、クラブが選手の声を聞き、クラブと選手の共通理解の上で前へ進んでいきたいと思ったので時間が掛かりました。
選手はとても混乱していましたし、やり場のない気持ちがありました。泣いている選手もいました。

今回の件について、選手には余計な誤解を生む表現やSNSへの発信もクラブから控えるように指示していた中、選手は我慢しながら耐えてくれました。

その中で日本サッカー協会からの「PK方式のやり直し」という決定に対して、今は全身全霊で勝利に向かって挑戦していきたいと考えています。

質疑応答

Q. PKのルールに対する日本サッカー協会への問い合せは一般の方であったと聞いていますが、それは正しい情報でしょうか?
矢部理事長:報道にあった通りと聞いています。

Q. 当該選手のPKのシーンに於いて、このまま試合が進んで良いのかという懐疑的なことは感じなかったのでしょうか?
矢部理事長:自分自身がプレーヤーの時に経験が有り、その後ルール変更があった事は知っていましたが、その時は特に違和感を感じていませんでした。

Q. 試合の公式結果が出た時点で特に両チームや審判団からルールの適用ミスに関する質問や指摘はありませんでしたか?
矢部理事長::両チーム、審判団、マッチコミッショナー、審判アセッサーからも指摘はありませんでした。それついては、日本サッカー協会も謝罪をしていました。

Q. 「PKのやり直し」の実施について、スケジュールや要項は?
矢部理事長:現状は日本サッカー協会、名古屋グランパスの三者で協議している状態です。具体的な発表は後日あると思うので、発表を待ちたいと思います。

Q. 今回の「PKのやり直し」については、クラブとして納得しているのでしょうか?
矢部理事長:選手全員が完全に納得しているとは正直言えません。ただ、前へ進んでいかないといけないことは事実であり、この文書はその意思表明でもあります。日本サッカー協会に準備していただいた大会や試合をしっかり戦っていくことが大事だと考えています。

Q. PKを蹴った当該選手のキックは正当であったということですが、彼の反応や様子はいかがでしょうか?
矢部理事長:彼の心の中では色々な思いがあります。今回の文書も彼と最後まで話し合いました。彼はクラブの為に「Jリーグ昇格」に向けて全力で取り組んでくれている大切な選手です。

Q. ワールドカップが始まっている中で、サポーターや日本サッカーにメッセージはありますか?
矢部理事長:私たちもサッカーファミリーの一員です。日本サッカーがんばれと思っていますし、いつかアカデミーから日本代表選手を輩出したいと思います。