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ジョアン・ミレッ氏、中西哲生氏 奈良クラブアカデミーダイレクター就任のお知らせ

この度、奈良クラブは、2019年7月よりアカデミーGKダイレクターにジョアン・ミレッ氏、アカデミーテクニカルダイレクターに中西哲生氏が就任しましたことをお知らせします。

 

サッカーを学ぶ上で、ある部分のプレーを結果論で指摘して修正するような指導では、選手はサッカーというゲームの本質を理解することはできません。最も重要なのは、サッカーというゲームをどう捉え、どう理解し、その上でどう判断しプレーするかという「サッカーの体系」を理解することです。
今回の2人のコーチ招聘により、奈良クラブはサッカーの体系構築を加速させていきます。

アカデミーGKダイレクター ジョアン・ミレッ

【経歴】
1960年生まれ。スペイン出身。24歳で現役引退後、スペイン・カタルーニャ州のテラッサで育成年代からプロ(スペイン2部)のGKを指導。2002年からはバスク州ゲルニカにて、育成およびトップチームのGKコーチを務めた。スペインで多くのGKをプロへと送り出した後、2013年より湘南ベルマーレのアカデミーGKプロジェクトリーダーに就任。2017年よりFC東京のトップチームでGKコーチを務めた。

【コメント】
皆さんこんにちは。今回奈良クラブアカデミーGKダイレクターに就任しましたジョアン・ミレッです。

私は日本という国が本当に好きで、日本人の最後まで全力を出し切る精神力、向上心には毎回驚いています。
私も大好きな国の文化に倣い、全ての力をGK向上に注いでいきます。

先日、奈良クラブの子どもたちとトレーニングで接したときに非常に良い感触を得ることができました。ただ、それで終わりではありませんし、満足してはいけません。
最も大事なのは、明確なメソッドや方法論を落とし込み、継続的にGKが良くなる仕組みをクラブで作り上げることです。

奈良にとっては大きな挑戦であり、私に賭けてくれたことを非常に感謝しております。
クラブを通じて、日本全体のGK向上に貢献できるよう私は働き続けたいと思います。

今回のプロジェクトをGMから話をもらい、非常に魅力的なものであると感じましたし、ぜひ大きな成果になるようにしていきたいと思います。

どのクラブであろうとカテゴリーであろうとGKコーチとしての責任の大きさや役割は変わりません。プロの選手を教えるのと子供を教えるのは私にとっては変わりないのです。

奈良クラブのサポーターの皆さん、クラブスタッフの皆さん、よろしくお願い致します!

アカデミーテクニカルダイレクター 中西 哲生

【経歴】
1969年生まれ。愛知県名古屋市出身。小学校3年生の頃からサッカーを始め、同志社大学卒業後、1992年名古屋グランパスエイトに入団。1997年からは川崎フロンターレに在籍。1999年には主将としてJ2初優勝、J1昇格へと導いた。2000年の引退後は、スポーツジャーナリストとして活動する傍ら、サッカー選手パーソナルコーチとしてレアル・マドリードの久保建英、中井卓大(ピピ)などを指導している。2007年から2015年まで公益財団法人日本サッカー協会特任理事を務め、現在は日本サッカー協会参与。

【コメント】
この度、奈良クラブのアカデミーテクニカルダイレクターに就任しました中西哲生です。

奈良クラブが掲げる「5年以内にJ2、10年以内にJ1であっと言わせる」という目標に共感し、また自分自身がこの奈良に大きな可能性を感じ、今回のオファーを受けさせて頂きました。
自分のテクニカルメソッドが奈良クラブの進化に貢献できるのであれば、それ以上の喜びはありません。

奈良クラブのサポーター並びに奈良クラブに携わる全ての方々、どうか宜しくお願いします。