このたび、株式会社奈良クラブでは、9月26日(土)に定時株主総会を開催し、第9期決算が承認されましたので、お知らせいたします。
第9期は、Jリーグのシーズン移行に伴い、2026年2月1日から6月30日までの5か月間を対象とする決算になります。売上高は2億7,698万円、経常利益は3,204万円、当期純利益は1,810万円となりました。
今期は、これまでに前例のない大会形式で明治安田J2・J3百年構想リーグが開催され、集客やスポンサー営業に難しさのある期間でした。一方、同大会では勝点などに応じたJリーグからの特別助成金があり、収支の安定につながりました。また、移籍金収入を2,871万円計上したことが、経常利益を押し上げています。
【第9期決算概要(2026年2月1日~6月30日)】

※単位は、千円で表示しています。決算期間が5か月のため、前期の通期決算とは単純比較できません。
【代表取締役社長濵田コメント】
百年構想リーグはこれまでにない大会で、私たちにとっても、試合への集客やスポンサー企業の皆さまへのご提案に難しさのある期間でした。その中でクラブを支えてくださった皆さまに、まず感謝を申し上げます。
経常利益は当初の想定を上回りました。その大きな要因の一つは、例年以上の選手の移籍金収入が計上されたことです。クラブの運営には主力選手が長くクラブに留まり、継続的な強化を図っていく必要があることは理解しているものの、昨今の他クラブの移籍市場への投資力は大きく上がっており、J3においても例外ではありません。私たちは環境面や待遇面を改善し、選手が奈良クラブで長く活躍できる土台を整えていくとともに、ここで大きく成長した選手が大きな舞台へ羽ばたくときには、その挑戦をクラブとして全力で応援したいと思っています。
そのような中での今回の利益ですが、日々の事業だけで継続的に生み出せる収益力がついた結果として捉えるべきではないと思っています。今後も、スポンサー、入場料、物販、アカデミーなど、それぞれの事業を着実に育てていく必要があります。
クラブは、2030年度に売上10億円を目指す中長期計画を掲げています。まずは、J2昇格、そして、J2でも戦えるクラブになるためには、チームの強化とともに、ホームゲームに足を運んでくださる方を増やし、地域やスポンサー企業の皆さまとの関係を深めていくことが欠かせません。今回の決算を一つの土台としながら、クラブの成長につながる取り組みを進めてまいります。
現在、チームは好調な戦いを続けています。シーズン当初に掲げたJ2昇格という目標に向けて、目の前の一試合一試合に全力で取り組んでまいります。引き続き、奈良クラブへのご声援をよろしくお願いいたします。