リリース

Jリーグ百年構想クラブ資格再認定についてのお知らせ

日頃より奈良クラブをご支援いただきありがとうございます。

弊クラブは、2019年12月7日、奈良クラブより発表いたしましたホームゲーム入場者数の水増し行為により、1月30日付でJリーグ百年構想クラブ資格の解除条件付き失格処分を受けておりましたが、本日行われましたJリーグ理事会におきまして、失格の解除及び、百年構想クラブの資格再認定を受けましたので、お知らせいたします。

奈良クラブのJリーグ百年構想クラブ資格認定について
(上記リンクよりJリーグ公式サイトのプレスリリースページに移動します)

本件に関しましてファン・サポーター、パートナー企業、関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを改めて深くお詫び申し上げます。

 

【代表取締役社長 浜田満によるコメント】
ㅤ本日、奈良クラブは、Jリーグ百年構想クラブ認定資格失格解除及び再認定を受け、再度Jリーグ百年構想クラブとして再出発することとなりました。今回の百年構想クラブ認定の回復に際し、アドバイスを頂いた奈良市をはじめとする自治体の皆様、厳しいながらも温かい言葉をかけていただいた奈良県サッカー協会様、様々な相談に乗っていただいたパートナーの皆様、奈良クラブを信じて応援しつづけていただいたサポーターの皆様に深く感謝いたします。
ㅤ当クラブは、形としては、百年構想クラブとして新たにスタートするわけではありますが、信頼というものは突然回復するものではなく、一つ一つ、クラブが時間をかけて丁寧に積み上げていった結果、ステークホルダーの皆様が、奈良クラブというクラブを心に描いたときに抱く温かい感情が、信頼だと理解しています。信頼回復への道はまだまだ時間がかかると思いますが、明日以降、また新たな気持ちで精進していきます。また来シーズンのJ3昇格に向けて、J3クラブライセンス申請の準備を行うと共に、7月18日の開幕に向けて、チーム一丸となり戦っていきたいと思います。

 

【参考】
<解除条件>
以下のすべての事項が実効的に機能し実践されているとJリーグ理事会において判断されること
ㅤ1.ガバナンス強化
ㅤ2.入場者数カウント方法の改善
ㅤ3.ステークホルダーからの信頼回復

<違反事象>
ㅤJFL2015シーズンから2019シーズンまでの5年間に、Jリーグ入会条件のひとつである入場者数の偽証をクラブ代表の指示により意図的に行っていたことが、外部からの通報により発覚した