いつも奈良クラブへの応援、ありがとうございます。
このたび、奈良クラブの知的障がい者サッカーチーム「奈良クラブバモス」のユニフォームを奈良県「社会福祉法人青葉仁会」の知的障がい者アーティストが担当しリニューアルすることになりましたのでお知らせいたします。
本日9/23(土)FC琉球戦前に記者会見および、ユニフォームのお披露目を実施しました。
奈良クラブと青葉仁会がタッグを組み、知的障がい者の理解と障がいを持つ選手が活躍する姿を多くの方に知ってもらいたいと考えています。

■「奈良クラブバモス」

サッカーを身近に楽しめる環境作り、障がいの有無を超えた活動を目指し知的障がい者サッカーチーム「バモス奈良」を2014年に設立し活動開始、2016年に「奈良クラブバモス」として奈良クラブ所属チームとなりました。サッカーが上手いよりも好きであることを大切にし、サッカーを通じて『勝ち負けを越える、勝ち負けよりも大切なものはなにか』ということを一人一人が意識して行動し、目的意識持ち奈良クラブらしく活動します。知的障がい者のサッカーチーム。競技クラスとエンジョイクラスの2クラスで活動。2018年位は全国2位の成績を上げ、知的障がい者サッカー日本代表選手も輩出。また、現在も代表候補生を抱える。

■パートナー企業
ケイアイプランニング株式会社、第一化工株式会社、TAISEI株式会社、社会福祉法人ぷろぼの、株式会社キタイ

■社会福祉法人青葉仁会

障がいを持ちながらも生き生きとした人生を送りたいと願うすべての人に、健康管理、やすらぎとテラピー、余暇支援、そして就労支援などを通じてサポートを行う。アート部門では、羊の毛で作った小物の作成や絵を描き個展出展やポストカードを制作している。アート部門の他に、カフェレストラン、製パン、製菓、食品加工、音楽、農業、木工など様々な領域で事業を展開している。

■今回の企画の経緯
今年度、数社のパートナー企業様の支援を受け、ユニフォームを一新することになりました。そこで、同じ知的障がいを持ちながらも幅広く活躍されている社会福祉法人青葉仁会のアート部門にユニフォームデザインを依頼、奈良をイメージし描いた絵をユニフォームに載せます。知的障がい者サッカー選手・知的障がい者アーティスト、同じ境遇にある両者の想いを載せたユニフォームを着用し活動に励みます。

■奈良クラブバモスの活動について
奈良クラブバモスの競技クラスの選手は能力が高く、健常者の選手となんら変わらない姿でプレーしています。近畿では優勝できる実力を持っており、昨年は国体に出場し静岡代表に勝利しました。また、エンジョイクラスもいつも楽しくプレーしています。ぜひ練習、プレーしている姿も取材ください。

【活動時間/場所】
競技クラス
火/19:30～21:00　奈良市柏木公園(奈良市柏木町255-1)
※奈良クラブトップチームコーチが指導！
土/10:00～12:00　高等養護学校グラウンド(田原本町宮森34-1)

エンジョイクラス
土/9:00～10:30　高等養護学校グラウンド(田原本町宮森34-1)
※女子選手も所属