31分  片岡爽 →  村井清太

45分  金成純 →  寺島はるひ

63分  森俊介 →  浜田幸織

69分  田中奏一 →  都並優太

フリアン・マリン・バサロ（監督）

―試合を振り返って
もちろん精神的には難しい状況だと思います。なぜかというと、ここ最近の３試合でたくさんのチャンスを作りながらゴール出来ていないということ。例えばグループでいいプレーをしてファイナルサード（最後の局面）にいった時に、パスを失敗したりシュートを失敗してしまったりして、ゴールを決められないと選手ひとりひとりの精神的なもの、自信というのは難しい状況になってしまう。前半いいプレーをしていた時間の後に、最初の失点をしてしまって苦しい状況になったし、後半もチームはいいプレーをいて、いいチャンスが作れた直後に２失点目を許してしまった。チームとして我慢する必要がある。私が4か月もの間来日できていないなど、奈良クラブとしては難しい状況下にある。そういったことが精神的な面でチームに大きく影響してくる。しっかりと我慢して、この状況を解決できれば、それはまたチームにいい影響を与えてくると思います。

―戦略的に課題となるところはどこか
まずアグレッシブさ、強度が足りなかった。相手（ソニー仙台）はこのリーグにおいて非常に強度の高いチーム。前後半とも最後には、ほとんどのデュエル、球際において彼らが勝っている状況があった。
戦術面においては、プレーの構築はよくなってきた。ゲーム中には様々な状況においてゲームを支配する時間があった。ただ守備においては様々な面で成長していなかければならない。例えばブロックをコンパクトにディフェンスしなければいけない、前がプレスをかけているのに後ろがついてこなかった、サイド攻撃に対してはクロスを上げさせない、中のマークをしっかりするなど。様々な項目をこれからトレーニングで改善していかないといけない。ホームにおいて0－3で負けるというのはまだまだ改善点があるということだが、多くののびしろがあるということでもある。多くのディティールのところをトレーニングで改善していかないといけないと思っている。

―（報道陣も）来日をお待ちしています
本当にありがとうございます。来日したい気持ちはたくさんあるが、難しい状況が続いている。思うようにチームを助けられなかったりという状況なので、本当に難しいです。インターネットを介してだと上手くコミュニケーションをとれなかったりというところもある。選手にとってもいい状況ではない。出来るだけ早く来日できればと思っています。