日時:2021年10月16日 13:00 キックオフ

スタジアム:AGF鈴鹿陸上競技場

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鈴鹿ポイントゲッターズ

2

1

1

前半

後半

0

1

1

AWAY

奈良クラブ

40分北野純也

63分橋本晃司

得点者

80分金子雄祐

奈良クラブ 選手交代

63分寺島はるひ →  森俊介

63分長島滉大 →  寺村浩平

75分都並優太 →  田中奏一

75分片岡爽 →  片山滋永

75分浜田幸織 →  長島グローリー

奈良クラブ 警告

28分平松遼太郎

50分都並優太

90+3分寺村浩平

奈良クラブ 退場

奈良クラブ コメント

フリアン・マリン・バサロ(監督)

―試合を振り返って
先週のラインメール青森をはじめ、ここ最近の試合ではどの相手に対しても試合を支配する試合が出来ていたが、今回の試合では自分達がボールを持ち、良いビルドアップをし、相手のピッチでプレーしながら継続的にゲームを支配することに苦しみました。
それにはいくつかの要素が影響したが、1番の要因は相手が良いプレーをした事にあります。そんな中でも私達は多くのゴールチャンスを作ることが出来たので、少なくとも引き分けにすることは出来た。アウェイでの試合で、引き分けに出来る十分なゴールチャンスを作れたので敗北という結果は辛い結果だと思います。

いくつかのゴールチャンスを覚えていますが、素晴らしいビルドアップから相手を突破し、長島滉大選手が1vs1になった場面でのパスを鈴鹿の選手がカットしたプレーや寺島はるひ選手の良いクロスから浜田幸織選手のシュートがポストの近くを通ったりと、前半においてはチャンスがありました。また後半においては毎試合良くなっているセットプレーからいくつかのチャンスが作れ、シュートがバーやポストにあたるなど、少なくとも引き分けに出来る十分なゴールチャンスは作ることが出来ていたと思います。

しかしゲームプランの実行という点では改善しなければいけないこともあります。私達は相手が右サイドでのプレーを多用してくるということを知っていたが、前半はその部分での守備がよく出来ていなかった。一週間を通してトレーニングにおいて選手達には鈴鹿戦では相手の右サイドでのプレー、自分達の左サイドでの守備に注意をしなければいけないということを繰り返してきたが、前半は何度かそのスペースを使われていたので、それを調整するために前半の中で戦術的修正を指示しました。それでも右サイドでのライン間を使用されたので、今季、残りの試合をしっかりと競い合うためには、ゲームプランをしっかりと実行できるようにならなければいけない。現在は毎試合、私達のプレーアイデンティティがピッチの中で明確に見えるようになってきているが、ゲームプランをより良く実行できるようにならなければいけない。

最後に際立たせて伝えておきたいのは、ここ最近での桑島良汰選手の成長です。彼は日に日に良くなっている選手だと思いますし、これからのシーズン最後の期間、残りの試合において、彼のプレーというものを強化していって欲しい。シーズン最初の頃には彼のベストパフォーマンスというものが見られていませんでしたが、現在は彼のベストな状態に近づいて来ており、彼がならなければいけない選手としてのベストな状態になれるように今後も彼に対して最大限厳しく要求していきます。
また、片山滋永選手にも言及したいと思う。数週間、メンバー入りするような状態にはなかったが、再度メンバー入りを勝ち取り、ベンチから途中交代で良いプレーをしているので、今後はレギュラーを競い合うことが出来ると思います。

最後に、繰り返しとなりますが今回の敗北というのはとても辛い結果だと思います。次の(F.C.大阪との)ダービー戦に勝利するために闘い続けていきますし、この生駒山ダービーのホームでの勝利とその喜びをファンの方々と分かち合いたいと思います。

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