日時:2021年9月12日 15:00 キックオフ

来場者数:418人

スタジアム:ロートフィールド奈良(奈良市鴻ノ池陸上競技場)

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奈良クラブ

2

0

前半

後半

1

1

2

AWAY

ホンダロックSC

53分都並優太

80分片岡爽

得点者

13分永吉広大

65分大山直哉

奈良クラブ 選手交代

HT分田中奏一 →  都並優太

56分長島滉大 →  桑島良汰

56分寺島はるひ →  森俊介

86分浜田幸織 →  寺村浩平

奈良クラブ 警告

41分小谷祐喜

奈良クラブ 退場

奈良クラブ コメント

フリアン・マリン・バサロ(監督)

―試合を振り返って
今日はヨハン・クライフの言葉から会見を始めさせてもらいたいと思います。彼は私たちにサッカーの理解の仕方において影響を与えた方ですし、バルセロナでプレーをした方でもあるとても重要な人物です。彼は会見においてよく「試合に勝てなくても、負けないことが大事」と話していました。今日の試合は確かに勝てない試合だった。勝てないと自分の睡眠時間も削られていくが、ただし今日の試合においては少なくとも負けなかった。自分の仕事としては、チームが勝利に近づくように準備していくことだと思います。

前半はポジショニングにおいて自分たちのやりたいことが明確に出来た前半だった。自分たちのプレーのアイデアをしっかり出せていたし、自分たちのプレースタイル、アイデンティティを見せられたかなと思う。また後半においては、相手と競い合うための強度というのを見せられたのではないか。前半は相手がどういうプレーをしてくるのかに応じてポジショニングを取る、自分たちのプレースタイルを証明する。また後半においては戦うための強度を見せられた試合だったと思う。

またファンの皆さまのサポートも称えたいと思います。1-2と負けている状況の中で、しっかりと応援してくれたことによって、チームがエネルギーを取り戻すことができた。我々はファンの皆さまのサポート・助けをしっかりと認識して戦わなくてはいけないと思います。

―ここ数試合続けてセットプレーから失点している
まずやらなければいけない事はすべての局面においてトレーニングし続けていくこと。そして重要なことは同じような失敗を繰り返してはいけない。試合においては似たような状況はおきるが、同じ失敗を繰り返してはいけないと思う。

―セットプレーに対する対策は行ってきたか
しっかりとトレーニングを行ってきた。我々はJFLにおいてセットプレーに多くの時間を費やしているチームだと思う。なぜならばそれは我々の弱点でもあるからだ。だからしっかりと毎日のトレーニングでも時間をつかっているし、チームや個人でのビデオでの確認も行っている。その中で、試合では失点してしまっているところも、分析していると向上している点というのもあります。例えばシーズン当初はマークにおいて、相手にくっつきすぎて相手にプッシュされるだけでバランスを崩してマークを外されていたが、今ではしっかりと手を使ったりするなど、マークは向上していると思う。

―勝ち切るために必要なことは
今日の試合の中で多かった状況は、ビルドアップの局面の時に、後ろ3枚で攻撃していたが、少し前進しても後ろに戻してしまっていた。もっと前に行く必要があった。そうすることによって相手のコートでプレーすることにつながる。有利な場面ではもっと相手のコートでプレーするべきだと思う。
あと大事なのは失点しないこと。勝つためには失点しないことが重要だ。

―セットプレーではなかった2点目をどう分析しているか
2点目はクリアが3回続いたときに上手くクリアが出来ず、相手にセカンドプレーを拾われての失点だったと思う。しっかりと我慢してディフェンスが出来なかった。しっかりと外にクリアしていかないといけない。

―今期は10分けとなった。この数字をどうとらえるか
もちろん常に勝ちたい。冒頭に言ったように勝てないと眠れない時間が続く。こういう時こそ、プロセス、経過を信じながらいい準備をしないといけないと思う。

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