日時:2021年9月8日 15:00 キックオフ

来場者数:90人

スタジアム:ロートフィールド奈良(奈良市鴻ノ池陸上競技場)

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奈良クラブ

0

0

0

前半

後半

0

1

1

AWAY

MIOびわこ滋賀

得点者

60分松本翔

奈良クラブ 選手交代

HT分森田凜 →  寺村浩平

68分森俊介 →  長島滉大

79分金子雄祐 →  寺島はるひ

85分桑島良汰 →  向慎一

85分小谷祐喜 →  飯田真輝

奈良クラブ 警告

81分桑島良汰

奈良クラブ 退場

奈良クラブ コメント

フリアン・マリン・バサロ(監督)

―今日の試合を振り返ってどうか
試合においてはいくつかのポジティブな点があった。もちろん勝利を目指していたので、結果としてはポジティブな結果は得られなかったが、内容を見るととても多くの良い点があったと思います。特に第1節のアウェイ滋賀での試合と比較すると、チームの成長というのが見られた。前半立ち上がりは自分たちのプレーが出来ず、ボールを保持し、しっかりとビルドアップするという自分たちのアイデンティティを出せなかったが、15分を過ぎた頃からチームは安定してきて、しっかりとゲームを支配して、相手のコートでプレーできるようになった。序盤は相手の5-4-1に対して苦労したが、自分たちのサイドバックの高さを調節したり、自分たちの優位な位置を見つけ出して、そこにボールを運び、ゴールチャンスを作ることが出来ました。

さきほど選手の成長といいましたが、選手たちは毎試合ごとに状況を理解できるようになってきている。後半の立ち上がりには、自分たちのアイデンティティを証明できた。中を使ったり、中を使ったら次は外を使って、外からセンタリング、そしてそこからのサイドチェンジという風に、自分たちらしいプレーが出せたと思います。

ただ失点してしまうと、どうしてもエネルギーだったり、気持ちの面が変わってきます。失点後に自分たちの気持ちが下がったシーンがあり、逆に相手はゴールによって気持ちがあがっていき、拮抗したゲームになっていった。でも全体を見れば自分たちがゲームを支配することはできたと思っています。

最後に強調して言いたいのは、交代で入った新しい選手たちが良いプレーが出来たということです。特に寺村浩平選手はチームにいいものをもたらしたし、プレー時間は短かったものの、後半最後に出た飯田真輝選手や向慎一選手はチームが必要とするプレーで貢献してくれた。短い時間の中で、2度も惜しいチャンスを作れたし、チームに新しく入った選手たちが貢献してくれていると思います。

―2試合続けてセットプレーからの失点となったが
セットプレーで失点しているが、個人のミスからの失点が多いと思う。今日の失点は、遠い位置からのFKで雨が降っていて、ピッチも濡れていて、手前でバウンドしてスリップした形になった。残りのセットプレーにおいてはチームとしていい守備が出来ている。特に前半の立ち上がりには自分たちがプレスをかけにいったシーンでファウルを多くとられたが、ほとんどの相手のFKでいい守備で守れていたと思う。失点シーンに関してはそこまで心配していない。少しアンラッキーなところがあった。

―セットプレーそのものより、その前の奪われ方に問題があったか
セットプレーで失点しない為には、そのセットプレーを作らないこと、ファウルしないことというのは普段から言っている。しかし今日は逆に相手にたくさん与えてしまった。ファウルしてしまった。ただし、確かに今日はセットプレーにおいて失点してしまったが、日ごろのトレーニングにおいては成長しているという実感は持っている。三重戦の失点や今日のゴールについて分析すると、チームとしてはしっかりと守れていたが、むしろ個人のプレーのディティールにおいて改善しないといけないところがあると思う。

―5試合引き分けの後の敗戦。この間の戦いをどう評価しているか
もちろんすべて勝ちたいとは思っていたが、今6試合を振り返ると序盤は難しい相手、強い相手との対戦が多かった。そこで勝ち点が取れていたことは良かったと思う。ただ今日の試合に関しては、痛い試合だった。ホーム戦で自分たちにとっては重要な試合でしたし、絶対に勝ちたい試合だったので、今日の試合というのは痛いです。ただ自分たちはクラブとしてもトップチームとしても将来にむけてチームを構築していかなければいけないと思っています。

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