コラム

やべさんぽ(ならでんフィールド編)「トラットリア・ピアノ」

スタジアムの熱狂はもちろん、奈良クラブサポーターにもアウェイサポーターにももっと奈良を楽しんでもらいたい!スタジアムへの道中や日常でちょっと寄り道したくなる街のお店を紹介する新企画「やべさんぽ」。誰よりも奈良を知り、奈良を愛する〝ミスター・奈良クラブ″「やべっち」こと矢部次郎がレポートいたします!

トラットリア・ピアノ
カテゴリー:グルメ
スタジアム:鴻ノ池陸上競技場(ならでんフィールド)

サッカー愛に溢れたオーナーが彩る古都の本格イタリアン
今シーズン最終戦を前に、ようやくご紹介できます!クラブスタッフはもちろん、歴代監督もお世話になっている「トラットリア・ピアノ」さん。オーナーの稲次さんは、今もシニアサッカーで現役を続ける生粋のサッカー人。ホームゲームにも頻繁に足を運んでくれています。かつては僕も息子さんと娘さんを指導していました。この日はお店の取材なのに気がつけばサッカー談議・・・(笑)。そんなサッカー愛に満ち溢れた稲次さんにお店のことを聞くのは初めてでワクワク。

サッカー談議で取材が進みません!
「このお店はもう14年目になります。奈良クラブは子どもたちがやべっちに指導してもらっていたから、設立当初から応援していますよ。それ以来、選手を雇用したり、一緒にボールを蹴ったり、ワールドカップをみんなで観たり、シェフェスタに一緒に出たり、ナラリンピックでチームを組んだり仲良くさせてもらっています。こないだもN.FESで出店しましたしね。」

  

「ピアノという名前については、イタリアに行ったときに“白”と“黒”の装飾が素敵なお店に出会って、そこから“こんなお店にしたいな”と思い続けて名付けました。イタリア語で“ゆっくりとした”という意味もあり、その名の通り奈良での思い出の時間の一部になってもらえればと思っています」

大切にしていること
「イタリアではその土地の食材を活かした郷土料理が愛されています。私たちも奈良の食材を大切にしたメニューをご提供しています。お客様に奈良を味わってもらいたいですからね。そんなひと時を過ごしていただくためにも、スタッフのチームワークが必要です。これはサッカー人生で培ったもので、みんなでやる、楽しんでやることが好きなんですね。」

そうそう。仕事も遊びもサッカーも、稲次さんの周りにはいつも仲間がいるんです。

 

スタッフのみなさんもいつも笑顔!

お料理ももちろん最高です!
 
 

サッカー・奈良クラブへの想い
「学生時代から夢中になったサッカーは社会人になっても続けていました。友人と作ったチームは、実は奈良クラブの前身である都南クラブと同じ1991年に協会登録したんですよ。同じ時代を切磋琢磨してきました。それからパパ友達と『スピルミーゴ』というシニアチーム(40歳以上)を結成し、週末はリーグ戦に参戦しています。そろそろオーバー50のリーグにも加盟しようと思っています。もちろん奈良クラブの試合も観に行っていますよ。監督や選手がお店に来てくれるし、感情も入ってしまいますね。私もサポーターの方々と同じでやっぱり勝つ試合を観たいけど、それだけじゃないサッカー文化が奈良に根付いてほしいと願っています。そこに向かってクラブが努力しているのは伝わっています。奈良がサッカーを通じて元気になって、たくさんの笑顔が生まれたら嬉しいですし、私たちは食を通じて協力できればと思っています。Jリーグに昇格した際には三条通りをパレードして、ピアノで祝杯を上げたいですね!」

サッカー愛に溢れたオーナーが作り出す味と空間をぜひご堪能あれ!
 

 

トラットリア・ピアノ
TEL:0742-26-1837
HP:http://piano.syncronicity.co.jp/
FP:https://www.facebook.com/pages/category/Italian-Restaurant/Trattoria-piano
instagram:https://www.instagram.com/pianooomiya/