株式会社奈良クラブは、5月より実施しております新型コロナウイルス対策特別企画「#ならじかんプロジェクト」の一環として、「華厳宗大本山 東大寺」様と協力し、所属選手やファン・サポーターと共に、Web会議サービス「Zoom」を使用した「オンライン写経イベント」を初開催いたします。

今から約1300年前、奈良の都、平城京では「天然痘」や「飢饉」「政変による反乱」が起こるなど、非常に不安定な状態にあり、多くの人々が苦しむ時間が続いていました。そんな時、聖武天皇は人々に大仏造立を呼びかけ、仏の恵みによって国を安定させました。仏法の力で、奈良の人々の心に安寧がもたらされたのです。
現在、新型コロナウイルス感染症の影響で多くの人が苦しみの中にいます。
こんな時に前を向くために、疫病の歴史から国を守ってきた東大寺と、日頃から様々な繋がりに支えられている奈良クラブが主催で、より多くの人たちと一緒に素晴らしい未来を願い『写経』をしたいと考え、オンライン写経体験イベントを開催することになりました。
東大寺様としても初のオンライン写経イベントとなります。イベントに参加された方は、東大寺教学執事である上司永照様より、東大寺と『疫病の歴史』や『写経』についての解説を聞きながら、実際に写経を行います。
写経の最後の「願文(がんもん)」にお願いごとを書く事で、それぞれの願いやコロナに打ち勝つ未来、奈良クラブの勝利を願う事ができます。