日時:2021年10月2日 13:00 キックオフ

来場者数:478人

スタジアム:ロートフィールド奈良(奈良市鴻ノ池陸上競技場)

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奈良クラブ

2

0

2

前半

後半

1

0

1

AWAY

東京武蔵野ユナイテッドFC

60分山本宗太朗

80分都並優太

得点者

24分小野寺湧紀

奈良クラブ 選手交代

43分小谷祐喜 →  飯田真輝

56分森俊介 →  寺島はるひ

56分長島滉大 →  片山滋永

87分都並優太 →  金成純

88分桑島良汰 →  浜田幸織

奈良クラブ 警告

23分平松遼太郎

奈良クラブ 退場

奈良クラブ コメント

フリアン・マリン・バサロ監督

―試合を振り返って
(勝利に関して)チームとして嬉しく思います。選手にとってもファンの皆様にとっても、相応しい逆転劇だった。リーグは残り9試合残っているが、この勝利の喜びというのをもっと分かち合っていきたい。いくつかの試合においては、最後の最後で勝利が遠ざかる、逃げていく試合があったが、最後まで試合で競い合う、戦い抜くという点で、チームがレベルアップしていると思います。
特に自分たちのいい所は、毎週毎週、前節で失敗したことを改善していること。一週間前にこの会見の場でセットプレー(からの失点)について聞かれたが、今回もぜひその質問をしてほしい。以前はセットプレーにおいて失点していたが、逆にセットプレーの流れからの得点が増えてきた。それは先ほど述べた、毎試合、前節の失敗を克服したうえで、よくなっている。失敗に対し、努力し向上出来ていることを証明していると思う。
毎週毎週改善してよくなっていくというのは重要なことです。JFLというリーグはとても拮抗したリーグ。いわきやHONDAという強いチーム相手に対しても競い合うことが出来るし、FC刈谷や今日の東京武蔵野ユナイテッドのような(順位的に下位の)相手でも難しい試合になる。こういう拮抗したリーグにおいて、毎週向上していくというのは非常に重要なことだ。

―前半押し込まれる展開になったが、試合をどう分析しているか
勝利した試合というのはポジティブな面もあるが、もちろんそれだけではない。前半の25分間というのは非常に苦労した。一つの理由としては相手チームが前からプレスをかけてきた上で、ロングボールを(ゴール前の)エリアにどんどん放り込んできた。そういった相手のプレーは自分たちを苦しめた。
相手が激しく強度高くプレーをしてくる時に防がないといけないのは、簡単にクロスをあげさせること。相手がそういったプレーをしてくるのを分かっていながらそれを許したという部分は、次の試合までのトレーニングで改善しないといけない。
相手のハイプレスをしてくることによりビルドアップに苦しんだ。しかし時間を経るごとに少しずつそこは改善できた。相手のペナルティエリアに向けたクロスにも苦しんだが、もっとボール保持者に対して寄せるべきだった。

―後半、試合内容が改善した理由は?
1つは、先ほど述べた相手のクロスの数を少なくできたこと。もう一つの良くなった理由としては、セカンドボールを拾えるようになったことだ。後半から片山滋永選手が入ったことにより、彼が強度高くプレーしてくれることで、多くのボールを拾えることになり、ビルドアップが出来るようになった。彼はここ最近なかなか試合メンバーに入っていなかったが、試合に出て非常にいい活躍をしてくれたと思う。ただボールを相手から奪い返すだけではなく、しっかり落ち着いてビルドアップのためにボールを保持してくれた。それがこの試合の鍵になったかなと思います。

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