日時:2021年11月14日 13:00 キックオフ

来場者数:317人

スタジアム:岡崎市龍北総合運動場 龍北スタジアム

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FCマルヤス岡崎

0

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前半

後半

0

1

1

AWAY

奈良クラブ

49分長島滉大

得点者

奈良クラブ 選手交代

60分寺村浩平 →  飯田真輝

60分浜田幸織 →  山本宗太朗

72分桑島良汰 →  森俊介

72分片山滋永 →  向慎一

87分都並優太 →  田中奏一

奈良クラブ 警告

奈良クラブ 退場

奈良クラブ コメント

フリアン・マリン・バサロ(監督)

―試合を振り返って
試合の前に選手達にも伝えたが、シーズン残りの試合を最大限競い合わなければいけない、さらに自分達のプレーアイデンティティを持って競い合わなければいけない、それが私たちの知っている唯一の試合で競い合い、勝つ方法だからだ。松江シティ戦のように、再びこの試合においてもそれを達成することが出来た。これは自分達の進んでいる道がより良くなっている、成長しているという事なので、私はチームの事を誇りに思う。
シーズンを通して、調子が一定でなかったり、良いところから悪くなっていくチームもあるが、私達は継続的に上昇していっているチームだと思う。ヴェルスパ大分戦の前半は不振だったのはもちろんですが、残りの試合を分析すると私達はどんどん良くなっています。それが私達の競争力を高めているし、明確なプレーモデルを持てるようになっている。私達はアイデンティティを確立していっているので、これはクラブとしても誇らしい事だと思います。

―プレーについて
ビルドアップにおいて相手のプレスをどう突破するか、相手がどのようにプレーしてくるかをしっかりと確認した上でよく対応出来ていたと思います。よく出来ていたとは思うが、私達は常にエクセレントさ、より質の高い、より良いプレーを追求するので、さらに改善していかなければいけない。ボールロストしていた状況、個人個人の集中力の欠如や気の緩み、また継続的に相手のプレスを突破でき、自信過剰になってしまったりしていたので、これは許されません。今週の試合ではホームでいわきFCとの対戦がります。そこで勝利を目指すためには、良いプレーをするだけでは不十分で、より良い、より質の高いプレーをしなければいけません。前半は0−0だったが、それはシュートの選択ができるチャンスがたくさんあったにも関わらず、フィニッシュの回数が少なかった事が原因だと思う。私達は良いプレーをしたが、フィニッシュ出来るところに到達した時は、シュートをしなければいけないし、もっとゴールを目指さなければいけません。

また私達のアイデンティティーの中で際立っていたことは、高い位置で守備出来たことです。アウェイでの後半5分に先制したが、普通であればアウェイで後半5分に先制すると、相手のチームは厳しく押し寄せ、守備することを余儀なくされるが、私達はGKの赤塚選手にとって簡単にキャッチすることが出来た1本のシュートのみに相手を抑えた。それはシュートする選手をしっかりとブロックできていたということだ。チームが高い位置で守備出来ており、自チームのゴールから遠い所で守備をするというアイデンティティーを持ってプレーしていたので、アウェイで先制してからの40、45分間を、相手にシュートを許す事なく過ごすことが出来た。私達はボールを欲し、持つために自チームから出来る限り遠い所でボールを奪いにいく。アウェイで失点0に抑えることが出来たことと自チームのゴールから遠い位置で守備するというアイデンティティーを表現できたことはとても価値があると思います。

さらにこの試合で際立っていた事は、セットプレーの向上です。シーズン中にはセットプレーにおいて苦しんだ事もありましたが、チームは成長しています。このセットプレーの局面は選手とスタッフのおかげでチームは成長していますので、これも強調しなければいけないと思う。FCマルヤス岡崎のように、クロスを上げてそれをシュートする質の高い選手達に対しても、セットプレーにおいてシュートを許さなかった事はとても価値があると思います。さらに味方のセットプレーでも、コーナーキックで、片岡選手がファーサイドでゴールチャンスを作った。それはセットプレーで1人1人の役割をしっかり果たしている成果だ。わずかの所でゴールとはならなかったが、セットプレーの面は向上している。

―次節に向けて
繰り返しになるが、チームは上昇していっており、もっと高めて行きたいと思っています。いわきFCとも前半戦のアウェイで見せたように、私達のプレースタイルで競い合い、勝利を目指します。残りの3試合の勝利を目指すことはもちろんですが、特に私達の方法でプレーし、競い合いたいと思います。

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