後半分  伊勢渉 →  都並優太

後半16分  金子昌広 →  森俊介

後半27分  山本宗太朗 →  桑島良汰

後半27分  片岡爽 →  中島賢星

後半39分  都並優太

私はクラブを強いベースを持った成功するクラブにするために来ました。皆さんお解りだと思いますが、成功を掴むための道程は平坦ではありません。多くの曲がり道を乗り越え、そこまで辿り着く必要があると思っています。つまり成功を掴むためには、難しい状況の中から学んでいく必要があります。
今日のゲームを振り返り、学ぶべきレクチャーが大きく２点あります。
１点目は、このＪ３のカテゴリーの中で集中力に欠けている状況でゲームに入ってしまった。あのようなセットプレーで簡単に得点を決められてしまうことは集中力の問題が大きく関係しています。２点目は、失点やエラーがあった際の迅速なリアクションをしなくてはならない。今日のゲームでは２失点したあとの時間帯で、数分間プランを実行できない時間帯が発生してしまった。
こういった難しい時期が来ることは知っていましたし、そのためにチームの危機管理のために私は来て（就任して）います。今日のゲームではポジティブな部分もみれたと思います。特に後半は、しっかりリアクションをし、最後の最後まで勝利を目指し選手達はプレーに集中してくれました。


・初めての連敗でしたが、後半はボール保持する時間も増えました。今日のゲームの中で希望の光となった点があれば教えてください。
ー先ほども申しましたが、後半は心を落ち着けてみれる内容だったと思います。０－２で折り返すことはファン・サポーターの多くの皆さまがいるホーム戦ですごく難しい状況ですが、選手達はポジティブなエネルギーだけでなく内容のところでも勝利に向かう姿を見せてくれたと思います。いま、シーズンの中で難しい時期にいます。この状況から抜け出すため、後半のようなプレー内容やポジティブな姿勢を持つことで必ず抜け出せると思います。


・得点が入らなかったり、守備が上手くいかないことが続いています。今後どのように改善していくか具体的に教えてください
ー私は失点の責任はGKだけの責任だと思っていませんし、得点出来ないことがFWだけの責任だと思っていません。全て組織的な部分、チーム全体の責任だと思っています。得点するためには、ゴールシチュエーションを組織としてつくっていかないといけないと思っています。例えば今日であれば、相手のゾーンディフェンスのところでライン間のサポートをさらに向上していかないといけない。それにより相手のセンターバックやディフェンスラインを引き出し、そこのスペースをついていくことが出来ると思います。凄く細かいですが、相手のディフェンスラインと中盤ラインの間にポジションをとりそこでボールを引き出すことにより、相手のディフェンスラインの選手を食いつかせる。そのポジションを調整していくことが必要。すごく難しいのだが、アジャストし続けることが必要です。
次節、福島とのゲームになりますが、彼らは３or５バックで向かってくると思いますし、ライン間でのサポートが大事になってくると思います。相手のセンターバックを引き出すことがキーポイント。これが我々が改善していくべき１つの明確な点です。